齋藤幸平先生がドイッチャー賞を受賞されました。

 本研究科准教授の齋藤幸平先生が2018年度のドイッチャー賞(Deutscher Memorial Prize)を受賞されました。  

 ドイッチャー賞(Deutscher Memorial Prize)とは、毎年英語で刊行された「マルクス主義の伝統における最良かつ最もイノベーティブな新刊を代表するもの」に対して授与される大変名誉ある賞です。過去の受賞作には、エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史 両極端の時代』、マイク・デイヴィス『要塞都市LA』、デヴィッド・ハーヴェイ『資本の「謎」』などがあります。来年11月にロンドンで開催されるHistorical Materialismで受賞記念講演が行われます。

ドイッチャー賞のWEBサイト

2018年11月の研究会のご案内

論題 「コミュニズムという幽霊」の現在
報告者 廣瀬 純 (龍谷大学経営学部教授)
論題 アナザーマルクス―21世紀のマルクス研究の地平
報告者 結城 剛志 (埼玉大学)
論題 いまマルクスを読む意味
報告者 百木 漠 (立命館大学専門研究員)
論題 日本『資本論』物語―解釈としての翻訳
報告者 齋藤 幸平 (大阪市立大学)
日時 2018年11月24日(土) 14:00~18:00
場所 大阪市立大学学術情報総合センター1階文化交流室
問い合わせ先 齋藤 幸平