大阪市立大学経済学研究科重点研究 経済格差と経済学−異端・都市下層・アジアの視点から−シンポジウム1「現代日本の経済格差」 |
シンポジウム1「現代日本の経済格差」は、おかげさまで117名(資料配付数)の参加を得て無事に終了しました。当日のレジュメ集と写真集を掲載いたしますので、ぜひご覧下さい。シンポジウムでは、現代日本や世界における格差問題の深刻化に関して認識が一致し、また、格差社会を超えた将来の福祉社会のあり方については、橘木氏が「現代日本ではもはや家族や地域社会に大きな役割を期待することは出来ず、政府の施策中心で行くのか(高負担高福祉)、個人の自助努力中心で行くのか(低負担低福祉)、選択を明確にすべき時期が来ている」と主張したのに対し、玉井氏が「北欧型とも英米型とも違う、日本型、東アジア型の途があるのではないか」と反論し、論点提起者も巻き込んだ議論に発展しました。とくに事前の打ち合わせはしなかったのですが、内容の濃い議論が出来たことを嬉しく思っています。
シンポジウム1 進行表(レジュメ集) 報告者の氏名をクリックするとレジュメが表示されます(別ウィンドウ) 13:00〜13:05 開会:司会者 13:05〜13:15 ご挨拶:田畑 理一 (本学経済学研究科長) 13:15〜13:55 基調報告1:橘木 俊詔 (同志社大学教授) 「格差社会の行方」 13:55〜14:35 基調報告2:玉井 金五 (本学経済学研究科教授) 「最低賃金・年金・生活保護」 14:35〜14:50 休憩 14:50〜15:30 論点提起:<本学経済学研究科重点研究担当者> 15:30〜16:30 討論 閉会:司会者 司会進行:森 誠 (本学経済学研究科教授・経済理論) 2007.12.4 大阪市立大学学術情報総合センター10F大会議室 当日の模様(写真集)
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