〔ゼミナール概要 2000年度〕



テーマは、「日本の労働経済分析」および「仕事と暮らしの経済分析」

今日の経済不況の中で、一方では失業者が増加し、他方では企業はリストラにともない雇用管理・労務人事管理の改革を進めている。
こうした現状の中でこそ、「働く」ことの意味を再考し、「企業とは何か」を見つめ直す必要がある。
ゼミでは、日本の労働市場構造とその変容、日本型雇用システムと日本経済、さらに労使関係などについて学習する。
また、企業内の人事管理や労働組織、人材育成のあり方とそこにおけるサラリーマンの働きがいや生き甲斐などについても考えてみたい。
この他、周辺的労働市場に位置づけられているパートタイム労働者、日雇労働者や外国人労働者などについても考えてみたい。
こうした雇用のあり方は、個々の労働者にとっては所得水準や生活時間などの生活領域の課題と密接に関わっている。
したがって、ゼミでは学習対象を生活領域まで広げていくことにしよう。
3回生では、上記のテーマに沿った基礎文献を輪読しながら、報告・ディベートを行う。
2〜3回の演習で新書1冊のペースで読み進めていく。
4回生では、卒業論文作成に向け、各自が関心のあるテーマを選択し、報告とディベートでもって演習を進めていく。
また、工場見学、施設見学を随時実施し、ゼミ合宿は年に2回程度行う。
ゼミは自由闊達で、大いに語り合えるものにしたい。 元気で責任感のある学生を望む。