大阪市立大学経済学研究科重点研究経済格差と経済学−異端・都市下層・アジアの視点から− |
連続シンポジウム現代日本の格差と貧困 |
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わが国で格差・貧困問題への関心が高まってから、かなりの年数が経過した。その原因究明については多くの成果が生み出されてきたが、一連の問題をいかに克服していくべきかについては、まだその方向性をめぐって多様な見解が存在する。こうしたなかで、今後の新しい生活保障のあり方をめぐる論議が、政権交代を機に著しく熱を帯びてきているといってよい。21世紀の生活原理をいかに作り上げていくかが、今まさに問われているのである。
大阪市立大学経済学研究科では、「現代日本の格差と貧困」に関する連続シンポジウムを開催する。広く関心のある皆様方の参加をお待ちしています。 シンポジウム4 「日本の新・生活保障を考える」 日時:2010年3月9日(火)13:00〜16:30 場所:大阪市立大学学術情報総合センター10F大会議室 基調報告:宮本 太郎(北海道大学)「日本型生活保障の解体と再構築」 論点提起: 脇坂明(学習院大学) (重点研究担当者)滋野由紀子(経済学研究科准教授・日本経済論) 松本淳(経済学研究科准教授・財政学) 杉田菜穂(経済格差研究センター研究員・社会政策) 司会:玉井金五(重点研究代表者、経済学研究科教授・社会政策) シンポジウム3 「世界経済の危機と格差・貧困問題の行方」 日時:2009年3月17日(水)13:00〜16:30 場所:大阪市立大学学術情報総合センター10F大会議室 基調報告1:金子 勝(慶應義塾大学)「世界経済の危機と格差・貧困問題の行方」 基調報告2:佐藤 光(本学)「カジノ資本主義以後の世界と日本の再構築」 論点提起:(重点研究担当者)中村健吾(社会思想史) 中村英樹(マクロ経済学)柴田淳(流通経済論) 大西祥恵(社会政策) 司会:大島真理夫(日本経済史) シンポジウム2 「現代日本の貧困」 日時:2008年2月20日(水)13:00〜16:30 場所:大阪市立大学学術情報総合センター10F大会議室 基調報告1:岩田正美(日本女子大学)「貧困基準の考え方と貧困の形態」 基調報告2:滋野由紀子(本学)「雇用形態の多様化と女性間格差」 論点提起:(重点研究担当者)海老塚明(経済理論) 松本淳(財政学)佐藤隆広(経済開発論) 福原宏幸(労働経済論) 司会:脇村孝平(アジア経済史) 参加資格・申し込み方法など 現代日本の格差や貧困に関心をお持ちの方なら、どなたでも参加できます。 (参加費無料) 事前の申し込みは不要です。当日会場へ直接来てくだされば結構です。 シンポジウム1 「現代日本の経済格差」 日時:2007年12月4日(火)13:00〜16:30 場所:大阪市立大学学術情報総合センター10F大会議室 基調報告1:橘木俊詔(同志社大学)「格差社会の行方」 基調報告2:玉井金五(本学)「最低賃金・年金・生活保護」 論点提起:(重点研究担当者)中島哲也(経済理論) 大島真理夫(日本経済史)長尾謙吉(経済地理学) 朴一(アジア経済論) 司会:森誠(経済理論) 重点研究特設ページへはこちらをクリックしてください 連続シンポジウムのリーフレット(pdf)をこちらでご覧になれます
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